不動産ニュース / 調査・統計データ

2017/6/30

リフォーム・リニューアル受注高、3割増に

 国土交通省は30日、建築物リフォーム・リニューアル調査の2016年度計の結果を発表した。建設許可業者5,000者を調査した。

 16年度の建築物リフォーム・リニューアル工事の受注高合計は、15兆7,177億円(前年度比31.6%増)と大幅に伸びた。うち住宅は5兆5819億円(同37.6%増)、非住宅建築物は10兆1,358億円(同28.5%増)といずれも増加した。

 工事種類別に見ると、住宅では増築工事が1,517億円(同3.0%増)、一部改築工事が1,641億円(同46.4%減)、改装・改修工事が4兆5,462億円・維持・修理工事が7,199億円(2つの合計で前年度比46.2%増)であった。

 非住宅建築物では、増築工事4,789億円(同9.5%減)、一部改築工事4,274億円(同27.5%減)、改装・改修工事、維持・修理工事の合計で9兆2,295億円(同36.3%増)であった。

 住宅のリフォーム・リニューアル工事の受注件数は978万4,782件(同59.1%増)と大幅増。内訳は、住宅は675万114件(同62.5%増)、非住宅建築物が303万4,669件(同52.1%増)。

 なお下半期の受注高は8兆1,040億円(同36.1%増)、うち住宅に係る工事は2兆4,528億円(同24.1%増)、非住宅建築物に係る工事は5兆6,512億円(同42.0%増)。

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