
(株)グローバルエージェンツは4日、ミレニアル世代向けに特化した宿泊事業の初弾として「The Millennials(ザ・ミレニアルズ)」(客室数:152室)を京都市中京区の河原町で開業すると発表した。
ミレニアル世代とは、主に1980年以降に誕生した世代を指し、今後の消費の大きな一翼を担うとして注目が集まっている。
同社では、これまでミレニアム世代を主要ターゲットに「ソーシャルアパートメント」を供給してきたが、ホテルにおいても同世代のための宿泊施設を具現化しようと開発を進めてきた。
所在地は、阪急京都線「河原町」駅徒歩5分、京阪本線「三条」駅徒歩5分など。客室はカプセルホテルを応用した(スマートポッド)を自社開発。一段式で、120センチワイド×25センチ厚のコイルマットレスを備えたベッドを採用。ソファモードにすれば床に立って着替えることもでき、照明とリクライニングベッドが起動して寝ている人を起こす新型アラーム機能を備えるなど、機能性・先進性を備えたカプセルを導入している。
また共用部をコワーキングスペースとして運用、長期的に利用するコワーキング会員により、安定したオープンなコミュニティ形成を進めていく。オープンは7月中旬の予定。
第2弾は東京都渋谷区で18年1月に開業を計画しており、今後3年間で10施設のオープンを見込んでいる。
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