不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2017/7/28

営利が2割増/ヒューリック17年12月期2Q

 ヒューリック(株)は28日、2017年12月期第2四半期決算(連結)を発表した。

 当期(17年1月1日~6月30日)は、売上高969億6,800万円(前年同期比0.0%減)、営業利益321億3,800万円(同23.8%増)、経常利益308億8,600万円(同22.5%増)、当期純利益208億3,500万円(同17.7%増)。

 不動産事業は中核事業である不動産賃貸業務において、建て替えなどにより賃貸ポートフォリオの質的向上を図った。建て替えを行なっていた「ヒューリック調布」(東京都調布市)等が竣工したことや取得物件による不動産賃料収入の増加に加え、「GINZA SIX」(東京都中央区)等の販売用不動産の売却も順調に推移した結果、営業収益は811億8,500万円(同0.0%増)、営業利益は344億700万円(同22.9%増)となった。

 通期予想については、売上高は販売用不動産の売買動向によって大きく変動する可能性があり、売買動向は経済情勢や不動産市況に大きく影響を受けるため、現状では予測困難であるとし発表していない。営業利益は600億円、経常利益は570億円、当期純利益は380億円を見込む。

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