不動産ニュース / 開発・分譲

2017/8/17

「各住戸玄関前宅配ボックス」を開発/地所レジ

 三菱地所レジデンス(株)は17日、(株)フルタイムシステムと共同で、「各住戸玄関前宅配ボックス」を開発すると発表した。

 ネット通販の市場拡大や宅配物再配達の社会問題等を背景に、宅配ボックスの必要性は高まっている一方、マンションにおいては共用部に宅配ボックスが設置されていても、「満杯で利用できない」「重い・大きい荷物を自室まで運ぶことが大変」といった課題が存在しており、開発に着手した。

 サイズ幅約50cm、奥行き約60cm、高さ約136cmの大容量宅配ボックスを、各住戸玄関前に設置。共用エントランスドアや、宅配ボックスの施錠が出来るICカードを宅配業者に配布することで、各住戸玄関前までの配達を可能とする、業界初の試み。フルタイムシステムは、宅配業者の共用部エントランスドアの開閉記録等を管理し、トラブルを予防する。

 同製品は、2018年1月に竣工予定の新築分譲マンション(東京都文京区)へ導入する予定。

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