不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2017/9/6

分配金は5,169円/ADR17年7月期

 アドバンス・レジデンス投資法人(ADR)は6日、2017年7月期決算を発表した。

 当期(17年2月1日~7月31日)は営業収益159億1,800万円(前期比2.7%増)、営業利益79億6,800万円(同2.1%増)、経常利益66億4,200万円(同4.3%増)、当期純利益66億4,200万円(同4.3%増)、1口当たり分配金5,169円(同190円増)。

 期中、3物件を取得。賃料水準の引き上げやバリューアップ工事による競争力強化を促進したほか、有利子負債の長期化、金利の固定化を推進などで財務基盤の強化を図った。期末の資産規模は住宅系はJREIT最大となる260物件・取得価格合計4,427億円。

 次期は、営業収益157億4,200万円、営業利益78億3,900万円、経常利益66億1,500万円、当期純利益66億1,500万円、1口当たり分配金5,149円を見込んでいる。

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JREIT

不動産投資信託のことで、アメリカのREIT(Real Estate Investment Trust)の日本版であることから、JREITと呼ばれる。不動産を買収、賃貸して収益を得る専門の会社(投資法人)または同様の機能を担う信託会社が証券を発行し、金融商品として取引される。

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