不動産ニュース / 開発・分譲

2017/10/26

吹田市の団地建替事業が権利変換計画の認可取得

「千里津雲台A分譲住宅」建替え後マンション外観イメージ

 東京建物(株)と東急不動産(株)は、参加組合員として建替事業を推進している「千里津雲台A分譲住宅」(大阪府吹田市、総戸数96戸)において、吹田市より権利変換計画認可を6日に取得した。

 吹田市初となる「マンション建替え等の円滑化に関する法律」に基づく組合施行により建て替えが決定した団地再生事業。阪急千里線「南千里」駅徒歩8分に位置。敷地面積は7,256.92平方メートル、鉄筋コンクリート造4階建て・5棟。入居開始時期は1966年。鉄筋コンクリート造地上10階地下1階建て、延床面積1万8,842平方メートル、総戸数202戸のマンションに建て替える。間取りは2DK~4LDK、専有面積は50~101平方メートル。

 今般、権利変換計画の認可を受けたことにより、現状の建物解体の蓋然性確保、建て替え後マンションの権利関係が整理された。12月より現状の建物の解体を開始、2018年5月に一般分譲住戸の販売を開始、20年1月に引き渡しを行なう予定。

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マンションの建替えの円滑化等に関する法律

マンションの建て替えを円滑に進めるための仕組みを定める法律。2002(平成14)年に公布・施行された。

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