不動産ニュース / リフォーム

2017/11/6

リフォーム業界の健全化へ。工務店等が新団体

 リフォーム事業者の技術力・信頼性の向上による業界の健全な発展と、消費者の安全・安心・快適な暮らしの実現を目的とした団体(一社)ステキ信頼リフォーム推進協会(会長:坂本雄三東京大学名誉教授)が、事業の本格始動に向け会員募集を開始した。

 同協会は、既存住宅の耐震化促進や耐震改修技術等の普及を目的に活動してきたNPO法人住まいの構造改革推進協会(最高顧問:平田 恒一郎すてきナイスグループ会長)の事業を発展拡大する目的で、今年7月に発足。住宅リフォーム事業者と関連事業者の連携を強化し、業界の健全な発展と消費者が安心してリフォームできる環境を整備していく。

 現在の会員は、全国各地の工務店を中心とした「たくみ会員」80社と、販売店やメーカーなど「推進会員」が73社など155社。会員増強により、来秋めどに「住宅リフォーム事業者団体登録制度」へ登録申請すべく準備を進めていく。

 たくみ会員は、年会費3万円(1口)以上で募集。既存正会員2者からの推薦と、建設業許可の保有、リフォーム瑕疵保険の事業者登録をしていることなどが条件。推進会員は、年会費5万円(1口)で募集。

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リフォーム

建物の構造強化、機能向上などを図るための改修をいう。リフォームの種類には、耐震化、バリアフリー化、省エネルギー化、耐久性向上化などのための工事がある。

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