不動産ニュース / 開発・分譲

2017/11/13

横浜の新築MにIoT、AI機器を導入

 横浜市住宅供給公社はこのほど、新築分譲マンション「横浜MIDベースタワーレジデンス」(横浜市西区、総戸数199戸)に、エネルギーデータをリアルタイムで分析するプラットフォームサービス「エネトーク」と、スマートスピーカー「Amazon Echo」、Wi-Fi学習リモコン「スマート家電コントローラ」を全戸に導入すると発表した。

 同公社は、地域課題の解決に向けた持続可能な住宅モデル事業として、高齢者が地域社会において健康でアクティブな生活を送るとともに、医療介護が必要な時には継続的なケアを受けることができる地域づくりを実現することを目的に「横浜MIDベース」を整備しており、同マンションは中核プロジェクト。

 エンコアードジャパン(株)とソフトバンク(株)の協力を得て導入するもの。「エネトーク」は、1秒ごとの細かな電力データから得られた情報を独自のAIで解析し、全体の電力量から主な家電の電力量を推定。効果的な節電アドバイスやエネルギー効率診断、高齢者見守りなどを行なうサービス。「Amazon Echo」は、話しかけるとニュースやスケジュールなどを読み上げるもので、デジタル機器になじみの薄い高齢者へのサポートツールとして期待されている。「スマート家電コントローラ」は、Amazon Echoと接続することで、声でテレビやエアコン、自宅の家電を操作することができる。

 「横浜MIDベースタワーレジデンス」は、横浜市営地下鉄ブルーライン「高島町」駅徒歩3分など。敷地面積約3,732平方メートル、延床面積約2万6,717平方メートル。竣工は2017年12月中旬、入居は19年1月中旬の予定。

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