不動産ニュース / 開発・分譲

2017/11/30

東建、目黒駅前の大規模タワマンが竣工

「Brillia Towers 目黒」。一番右はオフィス棟

 東京建物(株)は30日、(一財)首都圏不燃建築公社とともに開発を進めてきた大規模分譲マンション「Brillia Towers 目黒」(東京都品川区、総戸数940戸(販売戸数661戸))が竣工したと発表した。

 同プロジェクトは、JR線他「目黒」駅前の住宅と商業施設、オフィスからなる大規模複合再開発「目黒駅前地区第一種市街地再開事業」におけるマンション分譲。「ノースレジデンス」と「サウスレジデンス」の2つの免震タワーからなり、ノースレジレジデンスは地上40階地下2階建て(総戸数524戸)。サウスレジデンスは、地上38階地下2階建て(総戸数416戸)。低層部を商業施設とし、駅前の賑わいと拠点機能を形成。多種多様な樹木の植栽により自然と触れ合える、約5,300平方メートルの憩いの空間「森の広場」も設置した。

 住戸は、専有面積30~150平方メートル。販売価格は4,850万~4億5,900万円で、最多価格帯は5,100万円台、平均価格は1億1,400万円。1億円以上の住戸が365戸あった。2015年4月に事前案内会を開始。延べ1万組が来場し、同年7月の1期登録受付開始から4ヵ月で全戸完売した。

 今後は、18年3月中旬に、まちびらきイベントを開催する予定。

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市街地再開発事業

都市計画で定められた市街地開発事業の一つで、市街地の合理的で高度な利用と都市機能の更新を目的として実施される事業をいう。既成市街地において、細分化されていた敷地の統合・共同化、共同建築物の建設、公共施設の整備などを行なうことにより、都市空間の高度な利用を実現する役割を担う。

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