不動産ニュース / 開発・分譲

2017/12/1

東急不、大阪・本町のタワマンが竣工

「ブランズタワー御堂筋本町」外観

 東急不動産(株)が、近鉄不動産(株)、神鋼不動産(株)と共同で開発を進めてきた分譲マンション「ブランズタワー御堂筋本町」(大阪市中央区、総戸数276戸)が竣工した。

 同物件は、大阪市営地下鉄御堂筋線他「本町」駅に直結する、地上38階建ての分譲タワーマンション。旧大阪府商工会館跡地の再開発プロジェクトで、同社らは、2013年9月、入札により取得。

 外観は、レイヤー(階層)を意識したシャープなラインで構成。超高層による眺望を楽しめるよう、最上階にラウンジやテラス、ゲストルームといった共用施設を集約配置している。また、外観上の特長となっているヘリポートの軒下を季節ごとに異なる色でライトアップし、エリアの新たなランドマークを目指す。

 住戸は1LDK~3LDK、専有面積37~120平方メートル。販売価格は2,860万~1億5,550万円。坪単価300万円。最多価格帯は、6,000万円台。15年6月にホームページを開設、16年2月から販売を開始した。資料請求数は5,700件、来場数は2,300組。17年10月末に完売した。中央区、西区を中心とした市内ユーザーが4割。シングル・DINKSの実需を中心としながらも、3割弱が法人ユーザーで、1割が地方在住者となるなど、法人の投資・社宅ニーズ、シニア層のセカンドニーズも取り込んだ。

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