不動産ニュース / 開発・分譲

2017/12/11

商業・オフィスビルの建て替えコンサル拡大へ

 旭化成不動産レジデンス(株)は11日、事業用の区分所有建物を等価交換方式で建て替え、再生後の区分所有建物の床の一部を自社で保有・賃貸する事業を開始したと発表。

 同社では、これまで地権者の意見をまとめ合意形成を図り、マンション建て替えを実現させる事業を積極的に推進。マンション建て替えでは、保留床を主に分譲マンションとして販売してきた。

 近年、テナントの空きが目立つビルの1棟所有オーナーからの相談や、区分所有により権利関係が複雑で再生が進まないビルの相談も増えてきたことから、住宅に限らず商業ビルやオフィスビルの再生に係るコンサルティングについても、強化・拡大していく。

 今回建て替えを行なうのは、小田急町田線、JR横浜線「町田」駅徒歩2分、築36年の商業ビル。従前は4階建てだったが、8階建てに建て替える。19年7月のオープン予定。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。