不動産ニュース / その他

2017/12/13

管理会社社員が高齢者の自立をサポート

 (株)大京アステージは13日、日本赤十字社(日赤)が実施している「健康生活支援講習支援員養成講習」を活用し、地域包括ケアシステムの推進に向けた取り組みを行なっていくと発表した。

 同講習は高齢者の自立を目指した支援として、また、「自助」「互助」の正しい理解を深める機会として展開しているもので、高齢者の介護の方法や高齢期を迎える前の健康管理への備え、地域での高齢者支援に役立つ知識と技術を学ぶ。

 大京アステージは、管理受託物件における建物の高経年化と同時に、居住者の高齢化が進行していることから、マンション内での「自助」「互助」を高める必要を感じていたとことから、今回の取り組みに至った。マンション管理会社の社員が団体で同講習を受講するのは全国初。

 日赤が実施する講習を大京アステージの社員が受講し、「健康生活支援講習支援員」の認定を受ける。両社は協力して、全国で42万戸を超える大京ステージの管理受託物件を中心に自助・互助の輪を広げ、「地域包括ケアシステム」の推進に貢献していく。 

 また、習得した知識を生かして、大京アステージがマンション居住者の日常生活をサポート。サービス品質の向上および新商品・新サービスの開発・提供を目指す。

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地域包括ケア

高齢者を地域単位で包括的に支援する仕組みをいう。要介護状態等になっても可能な限り住み慣れた地域や自宅で生活し続けるように、おおむね30分以内に駆けつけられる圏域で、個々人のニーズに応じて、医療・介護等のさまざまなサービスが適切に提供できるように地域の体制を構築するというものである。

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