
三井不動産(株)は、清水建設(株)とともに開発中のオフィスビル「(仮称)芝5丁目プロジェクト」(東京都港区)の名称を「G-BASE 田町」に決定した。竣工は2018年1月末の予定。
都営地下鉄浅草線「三田」駅徒歩2分、同三田線「三田」駅徒歩4分、JR「田町」駅徒歩4分に立地。敷地面積約2,331平方メートル、延床面積約1万8,242平方メートル。地上18階建て。
名称の「G」にはGreen(緑に囲まれた心地よい空間)、Growing(多様な働き方の支援による人・企業の成長)、「BASE」は秘密基地のような空間、企業の成長拠点の意味を込めた。
建物を一本の樹木と見立て、大樹をイメージした外装デザインを採用。多数の樹木、ベンチやハンモックを配置することで、オフィスの重厚感を和らげ、ワーカーの癒しとなる“オフィスらしくない”空間を演出する。
両社の新規開発案件で初めて「スケルトン天井」のオフィス空間を採用。その空間による多様な働き方を具体的に提案するため、内部検討用のモデルオフィスを設置した。
共用部として、屋上に東京タワーを一望できる庭園を設置。入居企業による貸切利用も想定し、社内交流の場としても提供する。そのほかシャワールームやラウンジ機能を併設したセキュリティ付屋内駐輪スペースなども用意する。
