不動産ニュース / IT・情報サービス

2018/1/24

中国最大級の仲介会社と提携/LIFULL

 (株)LIFULL(ライフル)は22日、中国最大級の不動産仲介会社「Homelink社」と、11日に業務提携したと発表した。インバウンド投資の拡大とそれによる国内不動産業界の活性化を促進し、グローバルな不動産投資プラットフォームの構築を加速していく。

 2001年設立の「Homelink社」は、中古住宅、新築住宅、賃貸、リゾート不動産、海外不動産等のマッチングサービスを提供。直営店舗は中国全32都市、地域で8,000店超、15万人以上のエージェントが所属している。

 今回の提携に基づき、「LIFULL HOMES」に掲載中の投資用不動産物件情報を「Homelink」にも掲載。Homelink社は、日本の不動産への投資を検討する中国人不動産投資家に物件を紹介。投資家からの問い合わせについては、ライフルの国際不動産投資専門チームが通訳・翻訳を行ない、売り主(ディベロッパー、売り主業者等)との売買取引をサポートする。また、購入後のプロパティマネジメントについてもライフルが窓口となり、管理会社等との調整を行なう。

 同日の説明会で、LIFULL HOME'S事業本部分譲マンション・不動産投資投資事業部部長の数野敏男氏は「購入後のPMサービスに対応するため、まずは札幌、仙台、東京、横浜、大阪、京都、福岡エリアに絞り、3,000件程度のデータ連携から始める。海外とのやり取りはどうしてもタイムラグが生じてしまうため、1件1件販売の許可を売り主に確認し、トラブルのない取引を目指す」などと話した。

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