大東建託(株)は29日、2018年3月期第3四半期決算(連結)を発表した。
当期(17年4月1日~12月31日)は、連結売上高1兆1,592億9,800万円(前年同期比4.9%増)、営業利益1,116億1,100万円(同5.1%増)、経常利益1,153億5,000万円(同5.5%増)、当期純利益785億6,100万円(同6.1%増)。
主力の建設事業は、豊富な受注工事残高の消化で、完成工事高が4,669億2,000万円(同2.0%増)と堅調。営業利益は840億6,200万円(同2.2%増)となった。受注工事高は4,511億3,300万円(同2.1%減)、17年12月末時点の受注残高も8,593億900万円(同1.6%減)と微減だった。
不動産事業は、一括借り上げ物件の増加に伴い賃料収入が増加。連帯保証人不要サービスの収入拡大もあり、売上高6,506億1,300万円(同5.9%増)、営業利益289億2,900万円(同8.2%増)となった。単体での入居者あっせん件数は19万7,911件(同6.5%増)、期末の居住用入居率は96.4%(同0.2ポイント上昇)となった。
通期業績は、売上高1兆5,850億円、営業利益1,240億円、経常利益1,280億円、当期純利益860億円を見込む。