不動産ニュース / その他

2018/2/13

18年は必需品主体のSCなどに投資/ラサール

 ラサール不動産投資顧問(株)は9日、主要30ヵ国における不動産投資を展望した「2018年グローバル不動産投資戦略」を公表。同日、マスコミに向けて説明会を開催した。

 18~20年のマクロのシナリオについては、「市場は良好、不動産ファンダメンタルズは需要と供給のバランスがとれているが、政情などの地政学的リスクや金融システムリスクなどに注意して進める」(同社グローバル投資戦略・リサーチ責任者・ジャック・ゴードン氏)との姿勢を説明。加えて、以前より提唱しているDTU+E(人口動態、技術革新、都市化トレンド+環境)の重要性が一段と向上していくことが考えられるため、不動産価値を高める長期トレンドを踏まえた投資が必要、との考えを示した。

 日本不動産への投資については、「キャピタルゲイン狙いからインカムゲイン狙いにシフトしていく。成熟段階にある日本では、どこのインカムをとっていくかが重要」(同社日本・韓国投資戦略・リサーチ責任者・高野靖央氏)との見方から、進む高齢化と子供がいる世帯向けに経済政策が行なわれることから必需品主体のショッピングセンターへの投資、都心の賃貸住宅、グレードBのオフィスビル、都心に近いサブマーケットの大規模物流施設などに投資をしていく考えを示した。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年11月号
再注目の民泊。市場動向、運営上の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/10/1

「海外トピックス」を更新しました。

vol.433 世界遺産都市マラッカの医療ツーリズム環境【マレーシア】」を更新しました。

医療を目的に渡航する「医療ツーリズム」。マレーシアは近年、その医療ツーリズムの拠点として成長を遂げています。今回は、歴史的街区が有名な国際観光地マラッカの病院を取材。多くの医療ツーリストを受け入れている環境について探りました。…続きは記事をご覧ください☆