不動産ニュース / ハウジング

2018/4/11

三井ホーム、「半戸外空間」のある新商品発売

「LANGLEY」外観

 三井ホーム(株)は11日、新商品「LANGLEY(ラングレー)」を沖縄県を除く全国で発売した。

 “暮らしの四季を、綴る家”をテーマに、自然と対話し、四季折々の風や光とともに暮らす、くつろぎの住まいを提案する。ラングレーは、自然に囲まれたカナダ・ブリティッシュコロンビア州の都市「ラングレー」から命名した。

 外観は、北欧のパイン素材を用いた総木製窓や、味わい深いウエスタンレッドシダーで製作したウッドパネルなど、経年優変していくオリジナル部材に、深い軒が陰影を落とす趣のある上質なデザインとした。

 また、1階には半戸外空間「ラナイ」を設置。海外のラグジュラリーリゾートなどで見受けられる大空間で、室内にいながら自然の情緒を楽しむことができ、全開放サッシによりリビングやヌックと一体につながる空間としている。

 同社の独自の堅牢なプレミアムモノコック等の独自技術を用いることで、耐震最高等級3を確保しながら、3mの天井を標準採用。大開口や回遊プランなどのワイド設計を取り入れることで開放感を実現し、全開放サッシによりラナイへのつながりをシームレスとしている。2階には高さ3mの本棚などを設置したライブラリーを設置。さらに和室やフィットネスルームなどをも提案する。

 浜田山住宅公園(東京都杉並区)内にモデルハウスをオープン。同日開催した見学会において、同社取締役執行役員の河合淳也氏は、「主要ターゲットを40歳代以降の富裕層に設定しており、ラングレーは、シンプルで洗練されたフォルムの最上級仕様としている。今後もオーダーメイド商品を供給することで、高級住宅メーカーとして認知してもらいたい」などと話した。

 販売目標棟数は年間100棟で、参考価格は1坪当たり100万円~。

半戸外スペース「ラナイ」

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