不動産ニュース / リフォーム

2018/5/9

札幌・赤れんが庁舎リニューアルへ

赤れんが庁舎

 明和地所(株)は8日、札幌市中央区の北海道庁旧本庁舎(赤れんが庁舎)のリニューアル事業への参画を発表した。

 「赤れんが庁舎」は1888年築。アメリカ風ネオ・バロック洋式の建築で、独特の意匠が施されている。1969年3月には国から重要文化財に指定された。

 建物の内部・外部ともに劣化が進行しているため、耐震対策を含めた改修を進め、歴史的文化観光情報発信拠点として利活用を計る目的でリニューアルする。

 同社は、創業当時より札幌に支店を開設するなどの縁があり、2016年6月には北海道と包括連携協定を締結。建築現場勉強会の実施や北海道経済活性化推進の取り組みとしてホームページ「ディスカバー北海道」を開設するなど情報発信にも努めてきている。

 今回の改修では、18年度に実施設計を行ない、19年に着工、22年に完成の計画。概算の事業費は78億円。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。