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2018/6/7

大阪にホステルオープン/楽天LIFULL STAY

「Rakuten STAY HOSTEL Art cafe & bar Osaka Shinsaibashi」内観

 楽天LIFULL STAY(株)は9日より、民泊・簡易宿所向けの運用代行サービス「Rakuten STAY」のサブブランド「Rakuten STAY HOSTEL」の1号店「Rakuten STAY HOSTEL Art cafe & bar Osaka Shinsaibashi」(大阪市中央区、ベッド数60床)の営業を開始する。

 「心斎橋」駅徒歩約6分、「長堀橋」駅徒歩約5分に立地。鉄筋コンクリート造地上6階建て、敷地面積107.33平方メートル、延床面積484.74平方メートル。

 共用部には、男女別のシャワールーム、女性専用パウダールームのほか、カフェバーやラウンジなどを併設。フロントは、インバウンド需要に応じて日本語・英語で対応する。内装は「Art」をコンセプトとし、絵画やオブジェの展示し、一部の壁はペイントアートも施している。宿泊客以外も利用可能なカフェバーでは、地産食材を使用したフードメニューや、コーヒー、アルコール類などを提供する。宿泊料金は、1人1泊約4,000円(税抜き)~。

 同施設のオーナーは、楽天(株)が「Rakuten STAY」ブランドを貸与し、楽天LIFULL STAYが施設の清掃や現地スタッフの手配、カスタマーサポートなどの運用代行を行なう。

 同社では、「Rakuten STAY」のサブブランドとして「Rakuten STAY HOSTEL」や戸建型宿泊施設「Rakuten STAY HOUSE」、京町家を改修した「Rakuten STAY KYOMACHIYA」などの開発も進めている。将来的には、近隣エリアに所在するさまざまな形態の客室をネットワーク化し、まちそのものを一つの宿泊施設のように運用していく考え。

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民泊

旅行者等が一般の住宅に宿泊すること。 この場合に、有償で反復継続して宿泊を提供すれば、宿泊営業に該当し、旅館業法の許可を得なければならない(「簡易宿所営業」「下宿営業」)。

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