
大和ハウス工業(株)は21日、福岡市南区の邸宅エリアで最高級木造住宅「プレミアムグランウッドプロジェクト」のモデルハウスを開設する。
同プロジェクトは、同社が「脱プレハブ住宅」をうたい、創業以来培ってきた建築技術とノウハウを集め、最高級の木造邸宅を提案するもの。経験豊富な専属スタッフが担当し、邸別設計・邸別デザイン等を採用していく。
2017年4月に兵庫・芦屋で、同年12月に東京都世田谷区でモデルハウスを公開している。
今回開設する九州初の同プロジェクトモデルハウスは、敷地面積393.38平方メートルで、木造2階建て、延床面積245.50平方メートル。建物上部に間口いっぱいに欄間を連続して配置、屋根の浮遊感を醸し出す外観に仕立てた。連続した欄間は、日中はトップライト、夜間は邸宅街をやわらかく照らす行灯のような役割を持たせる。室内は、玄関から続く土間によって和室と外構をゆるやかにつないでいる。
同プロジェクトについては、九州エリアで年間10棟の受注を計画。坪単価100万~200万円の価格帯を狙う。
今後、宮城・仙台や愛知・名古屋といった地方中核都市でも順次展開していく。