不動産ニュース / ハウジング

2018/8/1

土地の検査・調査普及へ。グリーンテスト協会設立

設立発表会で挨拶をする大久保会長

 UGRコーポレーション(株)(浜松市東区、代表取締役社長:大久保 恵治氏)は7月31日、都市センターホテルにて、「グリーンテスト協会」の設立発表会と総会を開催した。

 グリーンテストとは、土地取引や建築時の土地や地盤に起因するトラブルを防止するために、土地の3大リスクである「軟弱地盤」「地中埋設物」「土壌汚染」の検査を行ない報告する、いわゆる「土地の健康診断」のこと。

 これまでは、同社が単独で販売調査を行なっていたが、「グリーンテスト協会」を31日に設立し、全国の協会員が販売・検査調査を進めていく。会長には、同社代表取締役の大久保氏が就任した。

 挨拶に立った大久保氏は、「建物の検査は普及してきているのに、土地の調査・検査は普及が進んでいないので、当協会でそれを進めたい。全国の不動産会社や住宅メーカーから多く問い合わせを受けている。今後は住宅ビルダーだけでなく不動産会社や解体業者、ゼネコンなどに広げていきたい」

 賛同会員数は、同社を入れて20社で、初年度の販売数は約100件、次年度は1,000件を目標としている。

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住宅インスペクション

既存住宅を対象に、構造の安全性や劣化の状況を把握するために行なう検査・調査をいう。日本語の「住宅」と英語のInspection(検査)を組み合わせた造語である。

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