不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2018/8/2

引渡し減で減益/日神不19年3月期1Q

 日神不動産(株)は2日、2019年3月期第1四半期決算(連結)を発表した。

 当期(18年4月1日~6月30日)は、売上高138億9,500万円(前年同期比23.7%減)、営業利益4億4,100万円(同54.8%減)、経常利益3億7,100万円(同59.2%減)、当期純利益2億800万円(同68.2%減)。

 分譲マンション販売では、分譲物件の竣工がなかったこと、および前期末の完成在庫が相対的に少なかったことから引渡戸数が減少。販売戸数61戸(同39戸減)、売上高21億7,500万円(同35.2%減)にとどまり、不動産事業全体の売上高は30億5,800万円(同60.5%減)に。セグメント損失1億5,400万円(前年同期:セグメント損失1,600万円)となった。
 期中の契約高は138戸(前年同期比31戸増)・51億3,700万円(同42.2%増)。期末の分譲マンション完成在庫は92戸(同84戸減)。

 建設事業については、売上高81億1,900万円(同4.1%減)と若干の減少。セグメント利益は、資材費および人件費の上昇により利益率が低下した結果、3億7,800万円(同43.9%減)となった。
 不動産管理事業は、賃貸物件の販売増により、売上高24億4,400万円(同1.4%増)、セグメント利益2億6,400万円(同4.0%増)を計上。

 通期では、売上高820億円、営業利益56億円、経常利益54億円、当期純利益37億円を見込む。

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