不動産ニュース / 調査・統計データ

2018/8/3

景気DI、猛暑の影響で4ヵ月ぶりに改善/TDB

 (株)帝国データバンク(TDB)は3日、2018年7月の「TDB景気動向調査」の結果を発表した。調査対象は2万3,112社、有効回答数は9,979社。

 同月の景気動向指数(景気DI:0~100、50が判断の分かれ目)は49.5(前月比0.5ポイント増)と、4ヵ月ぶりに改善した。集中豪雨が被災地を中心に企業活動の停滞を招いた一方、猛暑や賞与が消費を刺激。国内景気は足踏み状態となった。

 業種別にみると、10業界中8業界が改善し、2業界が悪化。「不動産」の景気DIは50.5(同0.6ポイント減)。「オフィスビルの空室率が下がっていることに伴い、一部では賃料も上がってきている」という声がある一方、「売買物件、賃貸物件ともだぶついている。特にローコストの建売の在庫が多く、中古住宅が売りにくい状況」といった声も挙がっている。

 「建設」は52.8(同0.9ポイント増)と3ヵ月連続で改善した。

 企業規模別では、「大企業」が51.8(同0.5ポイント増)、「中小企業」は48.9(同0.4ポイント増)、「小規模企業」は48.1(同0.5ポイント増)となった。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年8月号
社員が成長すると、会社も伸びる!
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/7/5

「月刊不動産流通2025年8月号」発売中!

月刊不動産流通研究所2025年8月号」が発売となりました!
特集は、「今こそ! リスキリング」。社会が目まぐるしく変化する中で、不動産事業者も取り巻く環境に適応するためのスキルアップが不可欠です。本特集では、新たな課題への対応や業績向上に向け社員の「リスキリング」支援に取り組む事業者に着目。その狙いや取り組み、効果を紹介します。