不動産ニュース / 開発・分譲

2018/9/3

柏の葉キャンパスにIoTセンサーを設置

IoTセンサーによる環境情報可視化イメージ

 三井不動産(株)は8月31日、三井共同建設コンサルタント(株)およびセンスウェイ(株)(東京都中央区、代表取締役社長:神保雄三氏)と共同で、柏の葉キャンパス(千葉県柏市)内にまちの環境情報を取得・可視化するIoTセンサーの設置を開始した。

 三井不動産とセンスウェイは2017年11月より、柏市、東京大学、筑波大学の協力のもと広域なIoT通信ネットワークを構築してきた。IoTデータを活用することで、より住みやすいまちづくりの実現を目指す。

 柏の葉キャンパスコミュニティ広場内のCOOL TREE(屋外の公共空間でミストなどを用いてクールスポットを創出)と、柏の葉イノベーションキャンパス内のアクアテラスにIoTセンサーを設置。温度、湿度をセンサリングし、センスウェイが提供するIoT通信ネットワークを通じて環境情報を発信。環境情報をクラウド上にあるデータプラットフォームに蓄積、ウェブブラウザ上で確認・管理する。

 10月よりアクアテラスに水質・水位の測定機器を設置するなど、18年内に柏の葉で、IoTセンサーの設置数を6ヵ所まで増やし、データの取得を拡大していく。

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