不動産ニュース / ハウジング

2018/9/4

BF構法の「The Forest BF」をリニューアル

深い軒と庇で四季の移ろいを感じられる仕様に

 住友林業(株)は3日、戸建注文住宅「The Forest BF(ザ フォレスト ビーエフ)」をリニューアル発売すると発表した。

 同商品は、独自のビッグフレーム(BF)構法の構造面での完成度を高め、大開口・大空間をはじめとする空間提案の自由性を向上させた商品。今回のリニューアルでは、多彩なアイテムで外観や内装をコーディネートするデザイン力と、自然や日本の良さを感じる豊かな暮らし方を提案する。30歳代の若い世代やデザイン性を重視する顧客層へ向けた開発を行ない、従来以上に幅広い顧客層に対応する。

 外観については、深い軒と庇が連続する水平ラインを描き、印象的なフォルムを形成。厚みを抑えた庇と濃淡のある外装材で上品なたたずまいとする。また、床材はオーク、チーク、マホガニー、ウォルナット、メイプルといった人気の樹種のほか、国産材シリーズにヤマザクラ、オニグルミ、カバ、ニレを追加。新たに白黒2色の建具(ドア)を追加し、既存の木調の建具9色と合わせ全11色のカラーバリエーションとする。その他、柱材になる105角の国産無垢材を使用したウッドデッキも設ける。

 また、新たに季節の移ろいを住まいに取り入れる設計プランを提案。屋外の環境を取り入れ、四季を感じる提案として、深いの軒、庇、リビングから続くウッドデッキが室内と外をつなぎ、季節を楽しむ豊かな空間とする。また、季節の祭事に合わせた設えでゆとりを演出する工夫として、正月やクリスマスなど、暮らしになじんだイベントを床の間や飾り棚をはじめ、床や壁面なども活用し日々の生活の中で自然に感じられる空間を演出。さらに人と集いひと時を過ごす工夫として、BF構法ならではの大空間、大開口、床座と椅子座など床の段差を生かす室内とする。

 本体価格は1坪当たり64万円(税抜き、130平方メートルのモデルプラン)。年間5,500棟の受注を目指す。

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