不動産ニュース / 調査・統計データ

2018/9/28

「運動習慣あり」は年齢が上がるほど高く

 積水化学工業(株)住宅カンパニーの調査機関である(株)住環境研究所、および同研究所内に設置されている生涯健康脳住宅研究所はこのほど、中高齢者の自宅における運動に関する意識・実態調査の結果を公表した。調査対象者は首都圏の積水ハイム入居者1万4,000人で、有効回答は897件。

 定期的に運動をしているかについては、「定期的に運動を実施」が52%、「運動習慣はないが、生活の中で身体を動かすようにしている」が24%、「しなくてはと思うが何もしていない」が22%となった。年齢別に見てみると、「定期的に運動を実施」との回答割合は、70歳代以上で67%、60歳代で54%、50歳代で41%と年齢が下がるほど下がり、40歳代以下ではわずか34%にとどまった。

 今よりもっとスポーツや運動をしたいかと聞いたところ、「思う」が71%と、運動意向が高いことが分かる。また「思う」との回答者に運動について重視することを聞いたところ、「無理なく続けられる」(72%)、「健康面・身体面での効果が実感できる」(66%)、「精神面での効果が実感できる」(39%)の順となった。

 自宅で運動している人の割合は66%で、自宅内の運動実施場所は、「リビングや和室等」か83%、「廊下や階段ホール等」が11%、「運動するための専用個室」が4%となった。

記事のキーワード 一覧

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年5月号
住宅確保要配慮者を支援しつつオーナーにも配慮するには?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/4/5

「月刊不動産流通2024年5月号」発売開始!

月刊不動産流通2024年5月号」の発売を開始しました。

さまざまな事情を抱える人々が、安定的な生活を送るために、不動産事業者ができることとはなんでしょうか?今回の特集「『賃貸仲介・管理業の未来』Part 7 住宅弱者を支える 」では、部屋探しのみならず、日々の暮らしの支援まで取り組む事業者を紹介します。