不動産ニュース / 開発・分譲

2018/10/9

ミャンマーで日系駐在員向けサービスアパートメント

完成予想図

 新日鉄興和不動産(株)は6日、ミャンマーの現地法人「NSKRE Residence(Myanmar)Co.,Ltd.」がミャンマー工業省とヤンゴン市におけるサービスアパートメント開発に係るBOT契約を締結した。

 同プロジェクトは、ミャンマー工業省がヤンゴン市の中央部タムウェ郡区に所有する約6,000平方メートルの土地に、単身赴任の日系企業駐在員をターゲットとするサービスアパートメントを開発するもの。鉄筋コンクリート造地上12階地下1階建て、総戸数232戸、延床面積は3万3,000平方メートル。
 ミャンマーでは2011年の民政化以降、外国企業による直接投資が増加し、日系企業の進出も急増。しかし、質の高いサービスアパートメントの供給は限定的であるため、今回日系駐在員向けの高品質な物件の開発に着手した。

 所在地であるタムウェ郡区は、主要オフイスが集積するダウンタウン、ヤンゴン空港への交通アクセスに優れた場所。設計会社、内装デザイナー等に日系企業を起用し、コンパクトながら日本的な間取り・設備を備えた住戸を提供する。総事業費は約800万米ドル。

 なお、着工は19年1月、竣工は21年3月を予定。同社は同プロジェクトを新たな事業領域拡大の柱の一つとし、今後も成長が見込まれるミャンマーでの事業展開に取り組んでいく計画。

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