
NTT都市開発(株)は11日、元京都市立清水小学校(京都市東山区)をホテルへとコンバージョンするプロジェクトの着工を発表した。
清水小学校は、明治2年開校。昭和8年に現在地に移転新築以来、地域自治の拠点となり、伝統的コミュニティの中心施設だった。同プロジェクトでは、歴史を未来へ継承することを目指し、約85年前に建築された既存校舎の意匠を保存した上で、躯体を補強し、付属施設を追加。さらにホテルとしての内装や設備を整備する。
敷地面積は約7,120平方メートル。建物は地上4階建て、延床面積約6,800平方メートル。客室数約48室。ホテルの運営は(株)プリンスホテルへ委託する。
開業は2019年度冬頃の予定。