不動産ニュース / 開発・分譲

2018/11/28

可動式壁を活用した空間変化を提案/伊藤忠PD

「クレヴィアタワー大井町 THE RESIDENCE」外観完成予想CG

 伊藤忠都市開発(株)は28日、スライドウォールを活用した「SWITCH PLAN」を企画。「クレヴィアタワー大井町 THE RESIDENCE」(東京都品川区、総戸数136戸)で提案を開始した。

 (株)フリークスおよび、しばたゆうこ事務所の協力を得て実現。画一的な間取りではなく、ライフスタイルに合わせて空間を自在に変化(スイッチ)させられる新たな住まいとして企画している。

 2017年に発表した「間取りの無い家」の思想を基に構想。モデルルームでは、もともと2LDK+WICの標準プランの住戸を、「リビング・ダイニング+キッチン+寝室+広めの洗面室+WIC」に仕様変更。全体に明確な仕切りを設けることはせず、空間全体につながりが出るようなつくりとしている。

 リビング・ダイニングには、空間のバランスを変えられるスライドウォール(可動式壁)を採用。ライフスタイルや生活シーンに合わせて空間を変化させられるという。

 「クレヴィアタワー大井町 THE RESIDENCE」は、敷地面積約1300平方メートル、鉄筋コンクリート造地上21階地下1階建て。専有面積は21.41~75.02平方メートル、間取りは1R~3LDK。「SWITCH PLAN」は、一部住戸を対象とした有償プランとして提供する。

スライドウォール手リビング・ダイニングを中央で分けると、2つの独立空間が出現する

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