不動産ニュース / 開発・分譲

2018/12/13

名古屋でIoT住宅を本格展開/セキスイハイム中部

「カジサポ」IoT機器パッケージ構成(例)

 セキスイハイム中部(株)は、共働き家族をターゲットとしたIoT住宅パッケージ「カジサポ」を建売分譲に導入。IoT機能を搭載した住宅の本格展開を開始する。

 「カジサポ」は、すでに導入している最適な省エネアドバイスを提供するコンサルティング型HEMS「スマートハイム・ナビ」、オリジナル空調システム「快適エアリー」に、「インターネット対応インターホン」、「スマートスピーカー+家電・照明コントローラー」を組み合わせたIoT住宅システム。IoT機器を統合的に活用し、「共働き家族」の家事効率化・時短、子供の安心・安全についての課題解決を図る。

 今回導入する玄関のカメラ付きインターネット対応インターホンは、電気錠とともにスマートフォンと連携させることで、外出先からも来訪者の確認、応対が可能となり、子供と不審者の接触を防ぐなど子供だけでの留守番をサポートする。また、鍵の締め忘れの確認や施解錠等の遠隔操作もできる。
 スマートスピーカーは、話しかけるだけで、音楽の再生、ニュースや天気予報の読み上げ、アラームのセットなどを可能にする。併せて家電コントローラーを設置することで、室内では音声で、外出先からはスマートフォンにより、LDK内の家電や照明器具の操作をできるようにした。

 当初は名古屋市内で建売分譲ブランド「U-story’s」シリーズへ導入。第1弾として、2019年1月より建売分譲「天白区高坂」(2棟)を、IoT対応家電・家具付きパッケージモデルとして販売開始する。その後は、愛知県内の分譲地へ展開、さらに中部エリア全域(愛知県、岐阜県、三重県、石川県、福井県、富山県)の注文住宅への導入、拡大を検討していく。

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