不動産ニュース / 開発・分譲

2018/12/13

名古屋のスマートタウン内に分譲M/三井不レジ

完成予想CG。同物件は画像右側

 三井不動産レジデンシャル(株)は13日、分譲マンション「パークホームズ LaLa 名古屋みなとアクルス」(名古屋市港区、総戸数265戸)のモデルルームをオープンすると発表した。

 2015年5月から東邦ガスグループが開発を進めているスマートタウン「みなとアルクス」内で開発中の物件。

 名古屋市営地下鉄名港線「東海通」駅から徒歩4分。18年9月に開業した「ららぽーと」に隣接する。敷地面積約1万5,032平方メートル。鉄筋コンクリート造地上10階建て。住戸は南向き中心で、間取りは3LDK・4LDKで全27タイプ。専有面積は70.43~95.71平方メートル。開放感のあるセンターオープンサッシの採用を始め、ウォークインクローゼットなどの収納を充実させる。

 共用部として「キッズルーム」「パーティールーム」などの施設を用意。キッズルームは玩具会社のボーネルンドとコラボレーションし、知育の観点から遊具の選定等を行なう。

 また、同物件は、同エリアで初めて国土交通省の「サステナブル建築物先導事業(省O2先導型)」(集合住宅部門)採択事業となった。HEMSと「みなとアクルス」の「CEMS(コミュニティ・エネルギー・マネジメント・システム)」を連動することにより、マンションと周辺エリアで一体的な電力供給・省エネを実現。また、全戸に設置した固体酸化物形燃料電池(SOFC)のエネファームと「CEMS」も結ぶことで、余剰な電力を東邦ガスが買い取り「みなとアクルス」のエネルギーセンターを経由し、エリア内の商業施設やスポーツ施設等に融通する点等が評価された。こうした取り組みは国内初。

 4月27日のホームページ開設以来、資料請求件数は半年間で1,200件に上る。モデルルームオープンは19年1月19日。第1期販売は同年1月下旬に行なう予定。販売予定価格は2,890万円~4,790万円。最多販売価格帯は3,300万円台。販売戸数は未定。

 20年8月に竣工。入居は建物南東棟、東棟が20年5月、南西棟は同年12月の予定。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。