不動産ニュース / IT・情報サービス

2018/12/20

湾岸の新築M価格、平均7,500万円超/マーキュリー

 (株)マーキュリーはこのほど、湾岸エリア(月島・勝どき・豊洲・東雲・有明)の新築マンション市場動向の調査結果を発表した。

 同エリアの新築マンションの平均価格は、2012年5,577万円、13年5,523万円だったが、14年には6,470万円、15年6,931万円、16年7,358万円と上昇を継続。17年には、「シティタワーズ東京ベイ」が平均専有面積が小さかったことから7,075万円と下がったが、18年は7,553万円と上昇した。

 販売戸数も、12年は1,696戸であったが、13年3,249戸、14年3,136戸とほぼ倍増。15年は1,688戸、16年は623戸と大幅減少が続いたが、その後増加に転じ、17年1,180戸、18年1,342戸(販売予定物件含む)。

 19年以降に販売予定、もしくは販売が予想される大規模物件(150戸以上)は「HARUMI FLAG」「勝どき東地区 一種市街地再開発事業」など4物件で、総戸数8,145戸という大量供給が見込まれている。

 なお、18年の平均価格に、住宅金融支援機構発表の「年収倍率」である7.3倍を除すると1,035万円となり、購入可能世帯が限定されてきている状況がうかがえる。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年7月号
定住・関係人口増加で空き家も活用?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/6/5

「月刊不動産流通2025年7月号」発売中!

「月刊不動産流通2025年7月号」が好評発売中です。購入はショップサイトから。
特集は、「事業者・自治体がリード!二地域居住」。
近年人口減少により地域の活力が失われていくという危機感を持ち、活気を取り戻すために二地域居住を促進させている地域が多くあります。今回は、そんな二地域居住に積極的に取り組んでいる事業者を取材。具体的な事例やその狙い、実際に表れている効果なども紹介しています。