（株）東京カンテイは10日、2018年12月の主要都市圏・主要都市別の中古（既存）木造一戸建て住宅平均価格動向を発表した。調査対象は、敷地面積100～300平方メートル、最寄り駅からの所要時間が徒歩30分以内もしくはバス20分以内、木造で土地・建物とも所有権の物件。
首都圏の平均価格は3,618万円（前月比0.9％上昇）と、反転上昇。都県別では、東京都が5,793万円（同1.8％上昇）、神奈川県3,816万円（同1.0％下落）、千葉県2,168万円（同2.1％上昇）、埼玉県2,475万円（同5.2％上昇）と、おおむね堅調。全体的に安定基調で推移している。
近畿圏は平均価格2,537万円（同4.3％下落）と3ヵ月ぶりの下落。主要府県では大阪府が2,588万円（同5.0％下落）、兵庫県2,632万円（同4.5％下落）、京都府3,401万円（同7.4％下落）。いずれも明確な下落傾向となり、特に大阪府では18年7月頃の価格水準に戻っている。
中部圏は2,337万円（同7.5％上昇）。愛知県では3,044万円（同14.7％上昇）と大幅な反転上昇。
福岡県は2,179万円（同8.0％上昇）と大きく上昇した。
