不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2019/1/11

売上高・利益とも過去最高/トーセイ18年11月期

 トーセイ(株)は10日、2018年11月期決算(連結)を発表した。

 当期(17年12月1日~18年11月30日)は、売上高615億4,300万円(前期比6.6%増)、営業利益108億7,500万円(同10.6%増)、税引前利益101億7,100万円(同12.4%増)、当期利益68億5,200万円(同11.3%増)と、増収増益を達成し、売上高・利益とも過去最高を更新した。

 主力の不動産流動化事業は、44棟のバリューアップ物件の販売と、Restyling事業で22戸の販売を実施。売上高347億9,300万円(同13.6%減)、セグメント利益67億7,000万円(同13.7%減)。

 不動産開発事業は、新築分譲マンション88戸、戸建住宅102戸などを販売。売上高132億6,100万円(同155.2%増)、セグメント利益14億8,700万円(前期:セグメント損失4億800万円)。

 説明を行なった同社代表取締役社長の山口 誠一郎氏は、「収益を牽引する『売買事業』とストックビジネスの『安定事業』の組み合わせにより、安定経営につなげる。中期経営計画に掲げた2020年11月期売上高1,000億円、税引前利益120億円を目指し、グループを成長させていく」と述べた。

 次期は、売上高715億1,000万円、営業利益120億5,200万円、税引前利益112億3,000万円、当期利益77億800万円を見込んでいる。

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