不動産ニュース / 開発・分譲

2019/1/25

小田急多摩線駅に、職住近接サポート施設

「CAFÉ & SPACE L.D.K.」(左)と「ネスティングパーク黒川」(右)

 小田急電鉄(株)と小田急不動産(株)は25日、コミュニティ施設「CAFÉ & SPACE L.D.K.」(川崎市麻生区)とシェアオフィスを核とする複合施設「ネスティングパーク黒川」(同)を開業すると発表した。国土交通省の「平成30年度スマートウェルネス住宅等推進モデル事業(住宅団体再生部門)」の採択プロジェクト。

 「CAFÉ & SPACE L.D.K.」は、小田急多摩線「栗平」駅徒歩1分の「小田急マルシェ」内に開設。広さは約208平方メートル。1974年の小田急多摩線開業の際に住宅供給の拠点としていた「小田急多摩住宅販売センター」を、地域活動の活性化につながる空間に転換する。
 “みんなのたまり場”をコンセプトに幅広い世代が利用できるコミュニティカフェ、キッチン付を含む3部屋からなるレンタルスペース、仕事や趣味などに集中して取り組めるワークスペースで構成する。カフェは(株)WATが運営。3月中旬開業予定。

 「ネスティングパーク黒川」は、小田急多摩線「黒川」駅徒歩1分。敷地面積約2,517平方メートル、延床面積約447平方メートル。シェアオフィス「キャビン」を核とした複合施設を新設することで、多様な世代間の交流やにぎわいを創出し、“働く、遊ぶ、暮らすのあいだ。”をテーマに郊外型のワークスタイルを提案する。
 キャビンは個室タイプ、半個室タイプとオープン型のコワーキング・スペースで構成。個室タイプはワークショップや店舗としても利用できる。施設の企画・設計監理は(株)ブルースタジオ、運営は小田急不動産、キャビンの企画・運営は(株)タウンキッチンが担う。開業は5月の予定。

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。