不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2019/2/7

減収減益も順調な推移/東急不HD19年3月期3Q

 東急不動産ホールディングス(株)は7日、2019年3月期第3四半期決算(連結)を発表した。

 当期(18年4月1日~12月31日)は、売上高5,843億7,500万円(前年同期比4.0%減)、営業利益444億9,600万円(同19.1%減)、経常利益376億8,700万円(同22.1%減)、当期純利益238億4,800万円(同18.1%減)。都市事業や住宅事業セグメントの減収等により減収減益となったが、オフィス・マンション市況が堅調に推移する中、通期予想に対しては順調に推移している。

 主力の都市事業は、投資家向けのビル売却収益の減少等により、売上高は1,663億円(同13.5%減)、営業利益は316億円(同13.7%減)。同売却は第4四半期に集中して引き渡しを行なう予定で、通期予想に対しては順調に推移している。

 住宅事業の売上高は450億円(同41.6%減)、営業損失は10億円(前年同期:69億円)。分譲マンションの計上戸数減少などにより、減収減益となった。販売状況は順調で、完成在庫は前期末から減少、マンションの通期売上予想に対する契約済み割合は90%(期首32%)。

 通期予測は、売上高9,000億円、営業利益800億円、経常利益700億円、当期純利益370億円を見込む。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。