サンヨーホームズ(株)は14日、軽量鉄骨造と鉄筋コンクリート造のハイブリッド構法を開発したと発表。
高齢化の進展によりサービス付き高齢者向け住宅や老人ホームなどの需要が高まり、食堂などの広い無柱空間の確保が求められている。併せて、内部柱が存在することによる車いす利用の不便性、介護上の死角の発生などが指摘され、改善の声が高まっている。
そこで、軽量鉄骨造をベースに大空間が必要な所に強い圧縮力のある鉄筋コンクリート造を柱として活用することで、最大スパン10mの大空間を実現する構法を開発した。
鉄筋コンクリート造や重量鉄骨造に比べて、高い品質、安定した工期、コストメリットなどが期待できるという。現在特許出願中。