不動産ニュース / 開発・分譲

2019/3/14

初の社会人向け賃貸レジが竣工/近鉄不

「Sociale木津川台」外観

 近鉄不動産(株)は、同社初の社会人単身者向けに特化した賃貸レジデンス「Sociale木津川台」(京都府木津川市、総戸数120戸)を竣工した。16日より入居を開始する。

 近鉄京都線「木津川台」駅より徒歩4分、敷地面積は6,598.93平方メートル。建物は軽量鉄骨3階建ての4棟構成。専有面積は26.31~29.95平方メートルで全住戸ワンルーム。賃料は7万~7万2,000円。管理は近鉄住宅管理(株)。

 同社保有の遊休地の活用事業。けいはんな学研都市には多くの企業・研究機関が立地しており、施設や就業者数も年々増加している中で、「職場に近接した社員寮」のニーズが強くなっていることから、社会人向け賃貸レジデンスの開発に踏み切った。

 入居者専用の共用空間「コモンスペース」を設けたのが特徴で、入居者同士の交流・ビジネス情報の共有などの場として期待する。アイランドキッチンや大型テレビ、ソファなどを置き、くつろげる空間としたほか、フリーWi-Fiを設置して入居者が自分の持つPCを持ち込めるようにした。

 近隣の企業からコンセプトに対して高い評価を得ており、95%の入居が決定済み。今後も、遊休地活用や建て替え事業において、社会人単身者向け賃貸レジデンス事業を積極的に進めていく考え。

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