東京急行電鉄(株)は、鉄道事業の分社化に向けて、分割準備会社を設立。商号変更を実施する。
顧客ニーズへのスピード感ある対応等を目指し、2018年9月12日付で鉄道事業の分社化を発表している。同社を分割会社とする会社分割により、同社が100%出資をして設立する新会社に承継させる吸収分割方式を採用する予定。その分割準備会社として19年4月25日に子会社「東急電鉄分割準備(株)」(東京都渋谷区、代表取締役社長:渡邊 功氏、資本金1,000万円)を設立するとした。
また、同社創設記念日である同年9月2日付で、現・東京急行電鉄の商号を「東急(株)」に、子会社を「東京急行電鉄(株)」に変更する。分割効力発生日は、同年10月1日を予定。
「東急」は、鉄道事業以外の不動産事業等を行なっていくほか、代表企業として東急グループ全体の持続的成長を主導し、会社間の連携促進による新たな付加価値の創出を目指す。