（株）東京カンテイは8日、2019年3月の主要都市圏・主要都市別の中古（既存）木造一戸建て住宅平均価格動向を発表した。調査対象は、敷地面積100～300平方メートル、最寄り駅からの所要時間が徒歩30分以内もしくはバス20分以内、木造で土地・建物とも所有権の物件。
首都圏の平均価格は3,649万円（前月比2.5％下落）と、4ヵ月ぶりに下落した。都県別では、東京都が5,856万円（同3.2％上昇）と2ヵ月連続の上昇。神奈川県は3,645万円（同9.2％下落）と連続で下落した。千葉県は2,267万円（同0.4％上昇）と5ヵ月連続で上昇したが、埼玉県は2,530万円（同6.1％下落）と4ヵ月ぶりに下落した。
近畿圏は、平均価格2,642万円（同3.1％上昇）と反転上昇。主要府県では、大阪府2,929万円（同11.5％上昇）と大きく反転上昇したが、兵庫県は2,615万円（同5.8％下落）と反転下落した。京都府は3,197万円（同3.7％下落）と2ヵ月連続の下落。
中部圏は2,287万円（同2.6％上昇）と反転上昇。愛知県は2,917万円（同6.2％上昇）と、3ヵ月ぶりに上昇に転じた。
福岡県は2,233万円（同6.8％上昇）と、3ヵ月ぶりに上昇に転じている。
