三菱地所（株）は12日、リラクゼーションスタジオを運営する新会社「Medicha（メディーチャ）（株）」（東京都千代田区）を4月1日に設立。6月1日には、東京・南青山に旗艦店をオープンすると発表した。
同事業は、2009年より開始した「新事業提案制度」により提案・採択され、実現したもの。
長時間労働で多くのストレスに晒される都市生活者をターゲットに、メンタル面でのコンディショニングプログラムを提供するもの。欧米で人気を集めるメディテーション（瞑想）スタジオを日本版にローカライズし、五感を刺激する没入体験のリラクゼーション空間を用意する。
同社の新事業提案制度は、これまで90件超の提案があり、今回の事業を含む10件が事業化された。新会社には、事業提案者2名が就任する。同社は今後も、年代・役職・会社の枠を超えたチャレンジを続け、ビジネスモデルの革新を進める方針。
