東急リバブル(株)は29日、育児休業中社員の復職を支援する新制度を4月から開始したと発表した。
育児休業中の社員を対象に、社内アンケートを実施。対象者全員が「社会との接点が少ない」「パソコンスキルの低下」など、長期休業後の復職に不安を感じていることから、新制度を導入した。
同社子会社の東急リバブルスタッフ(株)と業務委託契約を締結し、自宅のパソコンで東急リバブルの業務に関連するデータ入力や資料作成等を行なうことで、成果報酬を得るという仕組み。
同社はこれまで、時短勤務や休日事業所内保育所「リバブルキッズルーム」の開設、営業職キャリアパスプログラムの導入など、復職しやすい環境づくりに取り組んできた。その結果、育児休業取得社員は4年間で1.4倍に増加、育児休業取得社員の90%以上が復職している。