不動産ニュース / ハウジング

2019/7/3

夏季研修会を開催/住宅広報連絡会

 大手住宅メーカー等17社の広報担当者で組織する住宅広報連絡会は2日、神奈川・箱根で夏季研修会を開催した。

 講演会では、“人生100年時代のくらしはどうなる?~住宅メーカーへの期待~”をテーマに、(株)リクルート住まいカンパニーSUUMO編集長、リクルート住まい研究所所長の池本洋一氏と、同社SUUMO注文住宅編集長の中谷 明日香氏が講演を行なった。

 池本氏は「変わりゆく不動産市場 ハウスメーカーの課題と期待」と題し、分譲一戸建て市場の着工件数は微増傾向であること、また、価格が横ばい傾向であること等をデータを基に解説。今後は供給数は横ばい傾向となり、価格はわずかに上昇傾向になると予測した。

 また、消費者が「住宅を資産」と考えるようになっていることから、都心・商業利便性の高さを重視し、リノベーションや築古容認の傾向になると予測。その場合、「資産価値の高い土地を取得できるか否かがカギになるのでは」(同氏)と話した。

 講演後は参加者が6グループに分かれディスカッションを実施。現状や今後の課題について意見を交換した。

講演会の様子。35名が参加した

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