不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2019/7/25

中計最終年度計画を上方修正/毎コム

 (株)毎日コムネットは24日、決算説明会を実施。3ヵ年中期経営計画の進捗状況と、今後の取り組みについて説明した。

 中経2年度目の2019年5月期は、売上高が計画比で0.4%増の174億1,100万円、経常利益が11.3%増の19億2,500万円を計上。総管理戸数は前期比502戸増の203棟・9,520戸、4月入居率は14年連続で100%を達成している。2棟の物件売却を進め、今春新たに10棟・596戸がオープンした。詳細は11日のニュースを参照。

 業績が堅調に推移していることを受け、中経最終年度計画を上方修正。売上高は計画比6.2%増の191億2,000万円、経常利益は1.5%増の20億3,000万円とした。不動産ソリューション事業の不動産マネジメント部門では、入居者募集Webサイトの充実とIT化による管理コストを削減し、入居率15年連続100%達成を目標とする。不動産デベロップメント部門については、引き続き東京圏・地方圏ともに積極的な物件開発を加速させ、管理戸数1万1,000戸突破を目指す。

 説明会で、同社代表取締役社長の伊藤 守氏は「9月に総戸数857戸の学生寮がオープンする。大学との連携により、喫緊の課題である留学生招致と地方からの進学者増に対応していく。中経計画を着実に達成させ、経常利益30億円への確実な成長の基盤づくりを行なう」などと話した。

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