不動産ニュース / IT・情報サービス

2019/7/30

入居希望者単独での内見可能な物件専門サイト

 イタンジ(株)は、セルフ内見等に対応した物件を集めたサイト「OHEYA GO(オヘヤゴー)」を9月24日に開設する。

 同サイトに掲載する物件はスマートロックを備え、仲介会社スタッフの付き添いなく入居希望者単独での内見が可能。スマートフォン上で内見予約や、申し込みができる。IT重説を利用すれば不動産会社に来店することなく物件を借りることもできる。

 同社では、こうしたセルフ内見ができる体制を構築すると同時に、同社が提供するウェブ受付システム「申込受付くん」の普及を図るため、不動産管理会社に対してスマートロック10万個を無料で提供している。また、オヘヤゴー利用者に内見保険(100円)に加入してもらい、入居希望者が内見時に室内外を汚損・器物損壊した場合の修繕費用を補償するといった体制も整えた。

 管理会社に対しては、内見の付き添いにかかる労力の削減や、内見可能時間の増加といったメリットを提案。物件掲載料は無料。すでに複数社が同サービスの導入を決定している。

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不動産テック

情報通信技術を大幅に活用した不動産サービスをいう。「不動産」と「技術(Technology)」を組み合わせた造語で、英語のReal Estateと組み合わせて「ReTech」とも言われる。

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