不動産ニュース / その他

2019/8/22

マンション管理の適正化について意見募集

 東京都は21日、「マンション管理の適正化に関する指針素案」について、都民等からの意見募集を開始した。

 都は7月、「東京におけるマンションの適正な管理の促進に関する条例」に規定する管理組合によるマンションの管理の適正化に関する指針を定めるため、「マンションの管理の適正化に関する指針に関する検討会」(座長:齊藤広子横浜市立大学教授)を設置。議論を重ねてきた。

 素案では、指針制定の目的を、良質なマンションストックおよび良好な居住環境の形成、マンション周辺における防災・防犯の確保および衛生・環境への悪影響の防止を図るため、マンションの管理の主体である管理組合が、マンション管理士、マンション管理業者およびマンション分譲事業者の協力のもと、行政の支援を活用しながら、マンションの適正な管理の推進および社会的機能の向上に資する取り組みを実施する際の具体的な指針と規定。管理不全を予防するための必須事項や、適正な管理を行なう上で重要な項目に加え、「マンションの社会的機能を向上する取り組み」として「防災対策」「コミュニティ」「マンション管理業者への委託等」「情報開示」「外部専門家の活用」などを挙げている。

 募集期間は9月19日まで(郵送は当日消印有効)。同案閲覧および詳細は、東京都マンションポータルサイトを参照。

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