不動産ニュース / 開発・分譲

2019/9/2

「上野池之端」1期23戸完売へめど/伊藤忠PD

モデルルーム。上野の杜を望むワイドスパンがウリ。セレクトプランでアイランドキッチンへの変更も可能

 伊藤忠都市開発(株)と東京建物(株)が共同で開発している分譲マンション「クレヴィア上野池之端」(東京都台東区、総戸数62戸)の売れ行きが好調だ。8月販売開始の1期23戸は20戸が販売済み。9月下旬にも2期販売を行なう予定。

 同物件は、東京メトロ千代田線「根津」駅より徒歩6分、JR・東京メトロ「上野」駅より徒歩11分に立地。建設地は賃貸マンション跡地で、「上野恩賜公園」と「東京大学」に面し、豊かな緑に囲まれた池之端エリアに位置。敷地面積約705平方メートル、延床面積約5,387平方メートル、鉄筋コンクリート造地上18階地下1階建て。

 外観は、東京都美術館や東京藝術大学など周辺の建築物に見られるレンガを採用し、既存のまち並みと調和するデザインとする。住戸はすべて角部屋で、「上野の杜」ビューと「東大の杜」ビューのいずれかになる。専有面積は56~108平方メートル。食洗器、ディスポーザー、同社オリジナルの「モットキッチン」などが標準。最上階はメゾネット住戸も設定する。

 1期23戸の販売価格は、6,450万~2億690万円。坪単価約440万円。2月末のホームページ開設以来、約800件の反響があり、5月の事前案内開始から約170組が来場。属性は、台東区在住が約3割で最多。年齢層は30歳代、家族数は2人が最多だが、購入者では40~50歳代のファミリー層やシニア層の買い増し、住み替え等も目立った。台東区のブランドエリアである「池之端」アドレスへの評価が高いほか、閑静かつ利便性が高いこと、上野公園、東大の杜の借景も評価された。

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