不動産ニュース / 開発・分譲

2019/9/3

共働き夫婦向けに新発想空間を提案/小田急不

 小田急不動産(株)は3日、分譲住宅「LEAFIA」における取り組みとして、顧客の住まいへの期待を商品化するプロジェクト「想いカタチ. ファクトリー」を発足したと発表。

 ワークショップやアンケートを通じて、DINKs(double income no kids:子供のいない共働き夫婦)やDEWKs(Double Employed With Kids:子供がいて共に仕事を持つ夫婦)など、幅広い年齢層や家族構成の人々が、自分らしい時間を過ごせる住まいづくりを追求する。

 第一弾の取り組みとして、東京ガス(株)都市生活研究所を進行役とし、小田急不動産の子育て社員を対象に、ワークショップを実施。子育てや住まいに関する不満や改善したい困りごとの意見を集約し、それを踏まえて具体的な改善策を検証。20項目の空間提案「IDEA20」をまとめた。

 「IDEA20」には、明日の準備を玄関で済ませるよう、個人ロッカーとシューズインクロークを設置する案や、滞在時間が長いキッチンの周りに子供の居場所を用意する案など、新発想の空間提案を盛り込んでいる。

 「IDEA20」を採用した住宅の開発に着手、今冬に採用物件を販売する予定。

 「IDEA20」については、ホームページで公表している。

「IDEA20」の一例

記事のキーワード 一覧

この記事の用語

キッチン

台所。調理の場所をいい、英語のkitchen。

続きはR.E.wordsへ

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。