住友林業(株)は6日、再生可能エネルギーの固定価格買取制度(FIT)による買取期間が満了する住宅用太陽光発電(PV)の余剰電力価格買取と電力供給の代理販売サービス「スミリンでんき」を開始すると発表した。
同社が小売電気事業者の代理として「スミリンでんき」の募集および申し込み手続きを行ない、電力の供給およびPVの余剰電力買取は小売電気事業者が実施する。
取扱開始日は11月1日から。取扱地域は沖縄を除く全国。FIT買取期間満了を迎える同社建築の住宅もしくは住友林業ホームテックでPVを設置した顧客が対象。買取価格は11円/kWh(税込み)で、2023年3月までの固定価格となる。
同社は同サービスにより顧客の満足度の向上を図ると共に、買い取った電力を同社の事務所や展示場等において有効活用することで、30年までに達成を目指している温室効果ガス削減目標の実現に役立てていく考え。
