不動産ニュース / 開発・分譲

2019/9/18

銀座五丁目のガーデンホテル、26日に開業/三井不ほか

「三井ガーデンホテル銀座五丁目」外観

 三井不動産(株)と(株)三井不動産ホテルマネジメントは、「三井ガーデンホテル銀座五丁目」(東京都中央区、客室数338室)を9月26日に開業する。

 東京メトロ・都営地下鉄「東銀座」駅徒歩1分、東京メトロ「銀座」駅徒歩4分、昭和通りに面し歌舞伎座や新橋演舞場へ至近の立地。鉄骨造地上15階建て。「伊達を装う街並みに、人が集う『舞台』を」をコンセプトに、フロントロビー、ラウンジ、客室に「歌舞伎」のモチーフを採用。伝統工芸・文化をモダンにアレンジしたアートを配置するなど、随所に“江戸の粋”が感じられる空間を演出した。

 外観は銀座の街並みに調和するように素朴なベージュ色の縦格子で構成されたシンプルなデザインを採用。館内設備は、2階に銀座エリアの同社施設で初となる大浴場、外国人長期滞在者からニーズが高いフィットネスジムなどを設けた。

 客室(3階~15階)は、ダブルタイプやツインタイプを中心に、6種類のタイプで構成。銀座エリアで手薄だったグループやファミリー層への対応を考慮し、トリプル26室を含め、3名で宿泊可能な客室を65室用意した。

 17日に開催したマスコミ向け内覧会で、同ホテル総支配人の川幡直樹氏は「予約状況は順調。狙い通りトリプルの人気が高い。アジア系を中心にインバウンド比率は想定8割、おおむねその通りに推移している」などとコメント。目標については、3年目以降で85%の稼働率、平均客室単価約2万円を掲げた。

 なお、三井不動産グループが銀座エリアで運営するホテルは、同ホテルで4施設目、計1,132室となった。

藍色の歌舞伎「連獅子」デザインのモデレートツイン
女性用大浴場。壁面に日本の伝統文化をモチーフとしたアートを配置している

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